Claude Codeをインストールしたはいいものの、「で、まず何をすればいいの?」と手が止まっていませんか。
私も最初はそうでした。でも、最初にいくつかの設定をしておくだけで、Claude Codeは"ただのAI"から"自分専用の相棒"に変わります。毎回同じ説明をしなくて済むし、こちらの好みに合わせて動いてくれるようになります。
この記事では、私が実際にやっている初期設定を、そのまま順番に紹介します。コピペで使える「設定文」も配布します。難しい知識はいりません。
この記事でやる4つの設定
1. 自分ルールを1回書いておく(いちばん効果が大きい)
2. モデルをいちばん賢いOpusにする
3. 確認を減らす「自動モード」にする(理由もしっかり説明します)
4. 通知をオンにする(おまけ)
上から順にやれば、10分ほどで「相棒」のできあがりです。
設定1:自分ルールを1回書いておく
これが一番効果があります。Claude Codeには、「毎回言わなくても守ってほしいこと」を書いておける、いわばAIへの取扱説明書を持たせられます。これを一度書いておくと、新しい作業のたびに「私は初心者だから優しく説明して」と言わなくても、最初からそう動いてくれます。
私が実際に入れているルールが、これです。そのままコピーして使えます(気に入らない部分は消したり書き換えたりしてOK)。
このルールの置き方(初心者向け)
ファイルの場所を自分で探す必要はありません。Claude Code自身に作ってもらうのが一番かんたんです。Claude Codeの入力欄に、次のようにお願いするだけです。上のルールをそのまま貼り付けてください。
送信すると、Claude Codeがファイルを作ってくれます。これで完了です。次からは、このルールが毎回自動で読み込まれて、何も言わなくても守ってくれます。
私の場合、ここに仕事で使う決まりごとも足していますが、まずは上のシンプルなルールから始めれば十分です。
設定2:モデルをいちばん賢いOpusにする
Claude Codeは、頭脳にあたる「モデル」を選べます。いくつか種類がありますが、私はいちばん賢い「Opus」を使っています。
やり方は、入力欄に次のように打つだけです。
すると選べるモデルの一覧が出るので、Opusを選びます。難しい判断や、こみ入った作業を任せるときほど、賢いモデルのありがたみが出ます。「せっかく使うなら一番いいので」という感覚です。
設定3:確認を減らす「自動モード」にする
ここは、私が一番「これは便利だ」と感じた設定です。理由もふくめて、じっくり説明します。
なぜ自動モードにするのか
Claude Codeは初期状態だと、何か作業をするたびに「これ、やっていいですか?」と聞いてきて、こちらが「はい」を押すまで止まります。安全なのですが、正直、毎回押すのはかなり面倒です。
かといって、「じゃあ全部ノーチェックで任せる」のは怖いですよね。AIが勘違いして大事なファイルを消してしまったら……と思うと、不安で任せられません。
そこで使うのが「自動モード」です。これは、こんな仕組みです。
- ✓ふだんの細かい作業は、いちいち聞かずにサッと進めてくれる
- ✓でも、本当に危険な操作——たとえば「たくさんのファイルを一気に消す」「勝手に外部へデータを送る」「ネットで拾ったものをそのまま実行する」——そういうものだけは、別の"見張り役"のAIがちゃんと止めてくれる
つまり、スピードと安心の両取りができるのが自動モードです。「細かいことは任せる、でも危ないことは見張ってもらう」。これが私が自動モードを使っている理由です。
切り替え方
Claude Codeの画面で、「shift(シフト)キーを押しながら、tab(タブ)キーを何回か押す」だけです。押すたびにモードが切り替わり、画面の下のほうに今のモードが表示されます。「Auto」と出たらそれが自動モードです。
ここだけ注意(大事)
自動モードと名前が似た「すべてスキップ(bypass permissions)」という別のモードがあります。こちらは"見張り役"もいない完全ノーチェックで、本来は外部とつながっていない特別な環境専用です。初心者のうちは使わないでください。使うのは、必ず"見張り役つき"の自動モードのほうです。
(なお、前回の「スマホから遠隔操作」の記事で外出先から使うときは、この自動モードは選べず、一つずつ確認する形になります。手元のパソコンで作業するときの設定、と考えてください。)
設定4:通知をオンにする(おまけ)
最後はおまけです。長い作業を任せていると、終わるまで画面を見て待つのは退屈です。そこで、作業が終わったらスマホやパソコンに知らせてくれる「通知」をオンにしておくと、他のことをしながら「終わったな」と気づけて便利です。
これは前回紹介した「スマホから遠隔操作」とも相性抜群で、外出先に「終わりました」の通知が届くようになります。設定はClaudeアプリの設定画面から切り替えられます。
まとめ
- ✓自分ルール(CLAUDE.md)を1回書くのが、一番効果が大きい。この記事のテンプレをコピペでOK
- ✓モデルはいちばん賢いOpusに
- ✓自動モードなら、細かい作業は任せつつ、危険な操作は"見張り役"が止めてくれる。だから安心して速く進められる
- ✓完全ノーチェックのbypassは、初心者は使わない
- ✓通知をオンにすれば、長い作業も任せっぱなしにできる
道具は、最初のひと手間で「相棒」になります。私のような非エンジニアでも、この設定で毎日の作業がぐっとラクになりました。まずは設定1のルールづくりから、試してみてください。