「納品の10営業日前っていつ?」——カレンダーを指でなぞって、土日を飛ばして、祝日を思い出して……この地味な計算、地味に間違えます。私は工場の工程表でこれをやって、祝日を見落として1日ズレたことがあります。
そこで、開始日と日数を入れたら「土日祝を除いた日付」が一発で出るツールを作りました。会社のPCはソフト禁止でも大丈夫。メモ帳とブラウザだけで動く、たった1個のファイルです。
この記事のコードをコピペして保存するだけで、あなたのPCでも同じツールが今日から使えます。
まず完成品:これが手に入ります
保存すると、こんな画面のツールが開きます。
- ✓「開始日」と「足したい営業日数」を入れる
- ✓会社独自の休みがあれば「休みにする日」に貼る
- ✓ボタンを押すと「土日と休日を除いた日付」が曜日つきで出る
Excelもインストールも要りません。ダブルクリックで開く「書類ファイル」の扱いなので、多くの会社PCでそのまま動きます(※念のため職場のルールはご確認を)。
コピペ用:営業日カウンターのコード全文
下のコードを全部コピーして、「eigyoubi.html」という名前で保存してください。保存したファイルをダブルクリックすると、ブラウザでツールが開きます。
- ✓Windowsの場合:メモ帳に貼り付けて保存。保存時に「ファイルの種類」を「すべてのファイル」にするのがコツです
- ✓Macの場合:テキストエディットに貼り付ける前に、メニューの「フォーマット」→「標準テキストにする」を選んでから貼り付けて保存してください(これをしないと書式付きで保存されて動きません)
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>営業日カウンター</title>
<style>
body { font-family: sans-serif; max-width: 480px; margin: 40px auto; padding: 0 16px; }
h1 { font-size: 1.3rem; }
label { display: block; margin-top: 16px; font-weight: bold; }
input, textarea { width: 100%; padding: 8px; margin-top: 4px; box-sizing: border-box; }
button { margin-top: 20px; padding: 10px 24px; font-size: 1rem; cursor: pointer; }
#result { margin-top: 20px; font-size: 1.2rem; font-weight: bold; color: #16324f; }
</style>
</head>
<body>
<h1>営業日カウンター</h1>
<label>開始日</label>
<input type="date" id="start">
<label>足したい営業日数</label>
<input type="number" id="days" value="10">
<label>休みにする日(1行に1日、例 2026/01/01)</label>
<textarea id="holidays" rows="4"></textarea>
<button onclick="calc()">計算する</button>
<div id="result"></div>
<script>
function calc() {
var d = new Date(document.getElementById("start").value);
var days = parseInt(document.getElementById("days").value, 10);
if (isNaN(d.getTime()) || isNaN(days)) {
document.getElementById("result").textContent = "開始日と日数を入れてください";
return;
}
var holidays = document.getElementById("holidays").value
.split("\n").map(function(s){
var p = s.trim().replace(/-/g, "/").split("/");
if (p.length !== 3) { return ""; }
return p[0] + "/" + ("0" + p[1]).slice(-2) + "/" + ("0" + p[2]).slice(-2);
}).filter(Boolean);
var count = 0;
while (count < days) {
d.setDate(d.getDate() + 1);
var isWeekend = (d.getDay() === 0 || d.getDay() === 6);
var key = d.getFullYear() + "/" + ("0"+(d.getMonth()+1)).slice(-2) + "/" + ("0"+d.getDate()).slice(-2);
if (!isWeekend && holidays.indexOf(key) === -1) { count++; }
}
var youbi = ["日","月","火","水","木","金","土"][d.getDay()];
document.getElementById("result").textContent =
"答え: " + d.getFullYear() + "年" + (d.getMonth()+1) + "月" + d.getDate() + "日(" + youbi + ")";
}
</script>
</body>
</html>
開始日と日数を入れて「計算する」を押すと、土日と入力した休日を除いた日付が出ます。祝日は「休みにする日」の欄に貼れば反映されます(祝日リストの作り方は当ブログのExcel記事でも配布しています)。
なぜ「ファイル1個」で動くのか
普通のアプリと違って、このツールはインストールが要りません。理由を表で整理します。
| ふつうのアプリ | このHTMLツール | |
|---|---|---|
| インストール | 必要(会社では申請の壁) | 不要。ダブルクリックで開く |
| 必要なもの | 管理者権限など | ブラウザだけ(どのPCにもある) |
| 配布 | 面倒 | ファイル1個を共有フォルダに置くだけ |
| ネット接続 | 必要なものが多い | 不要。オフラインで動く |
| データの保存先 | サーバーなど | そのPCの中だけ(外に出ない) |
「プログラム」ではなく「書類」の扱いなので、インストール禁止の会社PCでも動くわけです。
自分の仕事用に改造する(ここからが本番)
このツールは「営業日計算」ですが、中身をAIに改造させれば、あなたの仕事専用の道具になります。コードを理解する必要はありません。コピペで使える依頼文はこれです。
私の工場の工程表ツールも、最初はこの営業日カウンターくらい小さなものでした。「入力欄を増やして」「印刷レイアウトにして」と改造を重ねて、いまでは全工程の日程を自動計算しています。
Excelとどっちで作る?判定表
| こういうときは | おすすめ |
|---|---|
| 表の集計・並べ替えが中心 | Excel(マクロ) |
| 入力→即計算の「専用電卓」が欲しい | このHTMLツール |
| ExcelすらないPC・タブレットでも使いたい | このHTMLツール |
| 複数人で同じデータを更新したい | どちらも不向き(Webアプリの領域) |
まとめ
- ✓営業日の計算ツールは、この記事のコードをコピペ保存するだけで今日から使える
- ✓インストール禁止の会社PCでもファイル1個なら動く
- ✓自分の仕事用の改造はAIに任せる。依頼文もこの記事からコピペでOK
「ツールは買うもの・もらうもの」から「自分で作るもの」に変わると、職場の景色が少し変わります。