AIとのやり取りが長くなると、必ず起きることがあります。話が噛み合わなくなる。直してと頼んだら別の場所が壊れる。回答が途中で切れる。
私は仕事で使う自作ツールをAIと作る過程で、数百回のやり取りをしました。この記事は、その中で「詰んだ」状況から実際に立て直せた復旧用プロンプトだけを集めたものです。全部コピペで使えます。
早見表:症状と処方箋
| 症状 | 使うプロンプト |
|---|---|
| 話が噛み合わなくなった | ①理解の確認 |
| 修正を頼んだら別の場所が壊れた | ②巻き戻し修正 |
| 会話が長くなりAIの様子がおかしい | ③引き継ぎ書 |
| 回答が本当か不安 | ④自信の申告 |
| 出力が途中で切れた | ⑤続きから |
① 話が噛み合わないとき:理解の確認
何度言い直しても伝わらないときは、こちらが説明を重ねるより、AIの頭の中を見せてもらう方が早いです。
これを打つと、どこで誤解が生まれたかが一発で見えます。私の場合、「一覧表の行」と「Excelの行」をAIが別の意味で理解していたことがこれで判明しました。
② 直したら別の場所が壊れたとき:巻き戻し修正
AIに修正を頼むと、頼んでいない場所まで「ついでに」変えてしまうことがあります。ツールやマクロ作りで一番多い事故です。
ポイントは「最小限」「1文字も変えない」という強い縛りです。ゆるく頼むと、また別の場所を「改善」されます。
③ 会話が長くなって様子がおかしいとき:引き継ぎ書
やり取りが長くなると、AIは前半の内容を忘れたり、混乱したりします。そうなったら粘らずに、新しい会話に引っ越すのが正解です。
出てきた引き継ぎ書を新しい会話の最初に貼れば、記憶を持ったまま引っ越せます。私はツール開発で何十回もこれを使いました。
④ 回答が本当か不安なとき:自信の申告
AIは知らないことでも自信満々に答えることがあります。調べ物や数字の確認に使ったときは、これで検品します。
「全部確実です」と返ってきたら逆に警戒する、くらいでちょうどいいです。大事な数字(お金・日付・規則)は必ず元の資料で確認します。
⑤ 出力が途中で切れたとき:続きから
長いコードや文章は、途中でぷつっと切れることがあります。「もう一回」と頼むと最初から全部やり直して、また同じ場所で切れます。
まとめ
- ✓AIとのやり取りは「詰まってから」が本番。復旧の型を持っていれば怖くない
- ✓迷走したら説明を重ねるより、①でAIの理解を見る
- ✓長い作業は③の引き継ぎ書で会話を引っ越しながら進める
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